その点し方、間違ってるかも?花粉症の目薬の正しい使い方【薬剤師が解説】

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こんにちは!薬剤師ゆうみです。

暖かい日が増えてきて嬉しいですが、同時に花粉症の方はしんどい時期になってきましたね。

薬局でもこの時期は花粉症の患者さんが増えてきて、とても慌ただしくなります。

花粉症で目薬が処方される方は多いと思いますが、皆さんは正しく使えていますか?
患者さんに聞いてみると、「え、それで大丈夫?」と思うようなさし方をしている人が少なくありません。

そこで今回は、正しい点眼方法についてまとめてみました。
この記事が、少しでも目薬の効果をしっかり発揮できる手助けになると嬉しいです。

正しい目薬の使い方3点

①1〜2滴で充分

少しでも効果が出るようにと、一度に目薬をたくさん点していませんか?
実はそれ、全く意味がないんです。
目に入る目薬の量は、1滴程度といわれています。
それ以上点しても、ほとんど目からあふれ出てしまいます。
たくさん点しても効果が強くなるわけではなく、目薬が早くなくなってしまうだけなので、1回1滴、多くても2滴までにしましょう。
ちなみに処方箋で出る目薬の多くは1本5mL(約100滴分)入っています。
1日2回、両目に使用すると大体25日ほど使える計算となります。

②点眼後、まばたきをしない

目薬を点したら、つい目をパチパチしたくなりますよね。
ですが、まばたきをしてしまうと目薬が目からあふれ出てしまうだけではなく、涙が出て目薬が薄まり、効果が薄まってしまいます。
まばたきをする代わりに、目を閉じて目頭を押さえましょう。

目薬は目に入った後、鼻から喉へと流れるため、目薬によっては点眼後「苦い」と感じることがあります。
また、体に吸収されることで副作用のリスクが高くなることがあります。

目頭を押さえることで目薬が目にとどまり、こうしたリスクを減らしつつ、薬の効果をより感じることができます。

③2種類以上使う時は時間を空けて

症状によっては、目薬が2種類以上処方されることがあります。
①で触れたように、目に入る量は1〜2滴程度なので、続けて点してしまうと目からあふれてしまいます。

異なる目薬を使う場合は、5分以上間隔を空けるようにしましょう。

「5分空けるの、ちょっと面倒…」という方は、食事の前と後で1種類ずつ点眼する方法もおすすめです。

ちなみに目薬には次のような種類があります。

・水溶性(ほとんどの目薬)
・懸濁性(「よく振ってください」と書いてあるもの。ステロイドなど)
・ゲル化するタイプ
・眼軟膏

基本的には、この順番で使用するのがよいとされています。

もし順番がわからなければ、薬剤師さんに気軽に聞いてみてくださいね。

まとめ:目薬を正しく使う3つのポイント

・1回1〜2滴で充分
・点眼後はまばたきせず目頭を押さえる
・複数使う時は5分以上空ける

目薬の使い方のポイントを意識することで、薬の効果は変わってきます。

毎日なんとなく使っていた方も、ぜひ一度使い方を見直してみてくださいね。
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。

参考資料
日本アレルギー協会「アレルギー性結膜炎疾患/Q&A
日本眼科医会「花粉症と目」「アレルギー性結膜炎の治療と対策
一般社団法人日本眼科用剤協会「目薬の使い方

 

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